エレキギターのピックアップはコイルである。一方、ピエゾのピックアップは圧電素子であり、コンデンサー的である。なので原理が全く異なる。コイルタイプのピックアップも自作する人もいるようであるが、私はしない。細い線を切れないようになおかつきれいに何回も巻くというのは大変だ。巻くための道具を自作する必要もあるだろう。そのあと、固める作業。その後の冷やす作業。これらの過程で起こりやすい断線。断線したらすべてが水の泡。このようなことを考えると、作る気がしない。今まで、ジャンク品とか掘り出し物で何とかしてきたがそれでいいと思う。10年位前までに、500円くらいのものを何とか見つけてやってきた。今でも1000円とか1500円くらいまででもなんとか手に入るだろう。
サドル下のピエゾピックアップは、自作は考えたことがない。一方、丸い貼り付けるタイプのピエゾピックアップは、安い圧電スピーカーを探してまとめて買っておいて、それをピックアップとして使っている。このピエゾピックアップは、振動を電気に変えるので、いろんな楽器のピックアップとして使える。小さなカホンを作ったときも、ピックアップとして、これを使った。結構、便利である。
最近、ギターやウクレレに内蔵できるタイプのプレアンプ・チューナー・イコライザーとピックアップと出力端子、電池ボックスのセットがインターネットで買える安いものは2000円しないくらい。チューナーが便利と思い最近使い始めた。
このアンプにコイルのピックアップをつないでみた。コイルのピックアップと、ピエゾのピックアップは性質が異なる。ピックアップからの信号をプレアンプ内でどのように処理しているかは、わからない。処理方法によっては、うまくいくかもしれないし、うまくいかないかもしれないとは思ったが実験と思いつないでみた。結果は全くダメだった。
手に入れた機種では全くうまくいかなかったが、ひょっとすると別の回路の機種ではうまくいくのかもしれない。でも難しそうな気はする。
0コメント