私は、電子工作するとき、普通のテスターはほとんど使わず、こればっかり使う。とっても便利。
普通のテスターはリード棒(プローブ)を測定したいところ2か所に当てて、表示部を見る。当然表示部を見ているとき、リード棒がどこに触れているかを見ることはできない。狭い範囲で正確にリード棒を当てないといけないことも多い。表示部を見ているときに、少し手が動くと、リード棒が別のところに触れたりする。
リード棒を目で見ながらなおかつ導通とか抵抗とかが確認できると便利だ。それができる。音で確認できるのだ。抵抗によって音も変わる。具体的な数値まではもちろんわからないが、大まかな感じはわかる。音が変わることでコンデンサもそれなりにはわかる。
はっきりしたデータとか電圧はテスターを使う。が、導通の確認ならば、この手作りテスターの方がずっと便利だ。
これは30年以上も前に作ったものだが、便利なので、作り直したものだ。回路図は残っていないので、作った回路を見ながら回路図を起こし、さらにそれをもとに作ってみてうまく動いた。その回路図は以下の通り。
Freeの回路図のソフトで初めて作ってみた。ミスはないとは思うけど、間違いがあったらごめんね。
外についている抵抗は音の比較用。ここにテスターリードを当て、音を聞いておく。すると実際に測りたい部分にテスターリードを当てて音を聞くと、だいたいこのくらい、というのがわかる。テスターリード部分は割りばしとLEDや抵抗の足の切って余った部分。適度に硬く適度に柔らかく、またもったいなくなく、便利。
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