丸のこガイド作ってみた。直線用と直角用。そして作業で使ってみた。とても便利である。なぜ今まで作らなかったのか悔やむくらい、便利。
インターネット上で、丸のこガイドのいろいろな自作を見て、作ってみることにした。ガイド部分はL字アングルや木や溝付きの金具やいろいろなタイプのものがある。手元にある9mm厚のOSB合板の端材で何とかしようと考えた。こういうガイドとしてはOSB合板よりもシナ合板やラワンの合板の方がいいが、手元にないので、しょうがない。5.5mm厚の合板を買えばいいのだが、あるものを使いたい。OSB合板をそれなりに工夫し、かなりしっかりした直線を切り出した。しかし、厚さの点で、丸のこのモーターの出っ張りにぶつかり、OSB合板は使えなかった。残念。5mmか6mmくらいまでの厚さがよい。適当な材がない。アルミのL字アングルはあるが、やはり、高さの点で使えない。悩んでいるうちに思い浮かんだ。以前に小屋を作る時にまとめて買った2×4用の補強金具がつかえるのではないか、と。でも厚さの点で薄すぎる。2枚重ねたらどうだろう、と思いやってみた。長さの点では65cmくらいなので、直線用にはやや短い。でもまあ、初めてだし、とりあえずその長さで作ってみることにした。試してみたところ、補強金具2枚の厚さ、合わせて3mmくらいでもなんとかなる。また直角用も作ってみた。これには65㎝は長すぎる。金具を切って短くした。あとから短くすることはなんとかできるが、短すぎてあとから長くはできないので、ちょっと長いかなあとは思ったが、50cmくらいにした。切り始めと切り終わりのあたりがぐらつきやすいので、初めの15㎝くらいと終わりの15cmくらいは丸のこの動きの余裕として付けた。直角用のガイドは直角を丁寧に丁寧に作らないと意味がない。かなり慎重に何度も何度も確認しながら作った。
その後実際の作業で使ってみた。オフセットの部分(自分の持っている丸のこのベース側面をガイドに合わせで切った直線部分)がとても便利である。正確な作業が楽にできる。オフセットは、それぞれ丸鋸ごとに違うので、各自がこういうガイドを自作するのが一番正確であろう。
ところで、私は丸のこを2つ持っている。使える刃の大きさが異なる。一つは日立のもの、もう一つは海外のものを日本の会社が輸入販売しているものである。日立のものはまっすぐ切れるが、海外のものはどうやってもガイドを使うと却ってまっすぐに切れない。調べてみると、丸のこの鋸刃とベース側面がほんの少し平行でないのだ。修正もできない。なので、ガイドを使うとかえって曲がってしまう。とても残念ながら海外のものは、ガイドなしで使うしかない。まあ、今までもガイドなしで使ってきたのだから、それなりに切るだけならば十分に使えるのだが。ちょっと安かったが、こういう点では残念である。それなりの値段でも信頼できるメーカーのものがよいと感じる。
丸鋸に付属の平行定規もまっすぐの木を付けた方が使いやすいとのことでやってみた。確かに使いやすい。
ついでに。以前作った、大型の直角定規。
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